第30回 APEC・運輸ワーキンググループが開催されました

 


第30回APEC・運輸ワーキンググループ(TPTWG)が、4月14〜18日の5日間、フィリピン・マニラで開催され、車両基準調和サブグループ(VSHG)にJASICからも参加しました。

 JASICからは、ECE採用状況、基準認証制度の国際化への国際的な協力、国際車両認証制度の基盤整備の検討状況を紹介し、参加者から様々な質問が寄せられました。

  また、国土交通省からも水素燃料電池自動車の国際基準制定に関する取組みが紹介され、その他の国や地域での基準調和の状況、環境・安全に関する取組みや国連WP29活動などについて、活発な意見交換をおこないました。

 次回会議では、各地域のECE規則の採用状況の整理、型式認証制度に関する各地域の情報交換とベンチマークとなりうる制度の検討などを行うこととなりました。

VSHG出席者;
インドネシア、オーストラリア、韓国、シンガポール、タイ、台湾、日本、フィリピン、ロシア、国際二輪車自工会(オブザーバー)、フィリピン自工会(同)、台湾自工会(同)、JICA(同)から、計19名