7月20日〜7月30日の間、国土交通省委託事業である平成16年度自動車基準・認証制度整備協力事業の｢自動車基準認証制度・検査整備セミナー｣(=Advanced
Training Course on Motor Vehicle Technical Regulation and Certification)が開催された。目的は、アジア地域の国々が、自動車安全・環境基準の国際調和、認証の相互承認の実現に向けて国際的に活動する為に必要な技術や知識を習得する事にあり、今回は、アジア６カ国からの研修生〔インドネシア、タイ、フィリピンより各３名(計９名)と中国、マレーシア、ベトナムより各１名(計３名)の1２名〕、１カ国（サウジアラビア）からのオブザーバー１名の計13名に対して、自動車基準調和と認証の相互承認の意義及びこれらに係る国際的な活動の概略に関する研修を実施した。また、一昨年に設けた「自動車検査整備コース」では、本年も検査整備に特化した個別研修を実施した。研修生は、約２週間に渡り、講義、カントリーレポート発表、自動車の型式認証試験及び一般安全に関する法規適合テスト実習等をこなし、自国の自動車基準・認証体制の確立に貢献できる知識等を掴んでいった。
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