二輪車排出ガステストサイクルの世界統一基準策定の専門家会合を東京で開催
 
国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム・GRPE(排出ガス専門分科会)国際会議下のWMTC(二輪車排出ガス世界統一基準)WG及びFEG(同技術専門会議)合同会議が4月17日−18日の2日間開催されました。本会議体は2000年5月にGRPE下のWGとして発足し、2003年6月までに日米欧のデータをもとに二輪車排出ガステストサイクルに関する世界統一基準を作成することを目指しています。日本も当初より積極的に活動に参画しており、日本の交通状況を反映させる努力をし、日本やドイツの研究所などがこのテストサイクルの開発に大きく貢献してきました。現在、テストサイクルの開発はほぼ最終段階にきており、6月に予定されている上部組織のGRPEへの技術報告書を検討するために今回の会議が開催されました。また、今会議はドイツ運輸省Mr.Albusに議長が交代してからの初めての会議でもありました。欧米の政府関係者・業界から11名が来日し、19日にはテクニカルツアーとして独立行政法人 交通安全環境研究所の試験設備見学も実施しました。

 ●今会合参加国・団体
 スイス、ドイツ、米国、EU、スペイン、日本、IMMA(国際二輪自動車工業会)、
 ISO(国際規格協会)






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