国連・ECE・WP29・AC3 水素・燃料電池自動車gtrインフォーマル会議 
第1回安全サブグループをJASICで開催

 

2005年10月19-21日の3日間、国連・ECE・WP29・AC3水素・燃料電池自動車gtrインフォーマル会議の第1回安全サブグループをJASICで開催し、米国・カナダ・オランダ・ドイツ・EU・中国の政府代表、ISO及び欧米自動車業界代表並びに国内関係者 計約35名が出席しました。

本会議は、日米独が共同スポンサーとなって水素・燃料電池自動車の安全と環境に係わる世界統一基準(gtr)の制定をめざしているものです。

今回、日本からは世界に先駆けて制定した燃料電池自動車の技術基準の内容と検討経緯を議論のたたき台とするため詳細に説明し、メンバーの理解を深めました。また、米国・EU・中国から燃料電池自動車に関する法制化の動きについての情報提供がありました。21日(金)には財団法人日本自動車研究所(JARI)の研究設備であるFC・EVセンター及び城里テストセンターの先進的な試験施設の視察を行いました。

今後、スポンサー国の日米独が中心となり、gtr制定に向けての具体的なロードマップを検討していきます。