共通課題とは
自動車・装置の国際流通の増大や自動車産業のグローバル化に対応して各国毎に異なる自動車・装置の安全・環境基準の世界的な統一を促進する国際協定であるグローバル協定は、日本を含む8カ国の締結を受けて平成12年8月25日に発効しました。(日本は平成11年8月に同協定を締結。平成13年9月現在、15カ国が締結。)
同協定に基づく世界統一基準は、今後国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において日本、米国、EU等の関係国等の間で本格的に議論されることとなっています。日本政府はこれまで、世界統一基準の策定にあたっては、現在各国毎に定められている車種区分、重量・寸法の測定方法についての世界共通定義を作成する必要があると訴えてきました。その結果、必要性が国際的に認知され、国連欧州経済委員会自動車基準世界調和フォーラム(WP29)一般安全分科会(GRSG)の下にW/G設置され、日本の国土交通省が議長を行っております。今後関係国等の間で議論を行い、来秋を目途に車種区分、重量、寸法の世界共通定義をまとめる予定です。
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